今、ヤフーがCMを始めた
最近、テレビでYahooのCMをよく見ますね。「日本の事はヤフーに聞こう!」
過去、ヤフーのCMなんて見たことないのに、10月からCMを放映しています。
内村さんを 「日本のこと もっと聞き大使」 に任命したようです。
Xでも投稿されてます。
でも、今、なぜYahooがCMを出してきてるのか? 気になりますね~
Yahooについて 実はLINEヤフー株式会社で親会社はソフトバンク
LYコーポレーションという LINEヤフー株式会社がYahooの検索サイトの運営会社です。
Yahooも歴史的には、いろんな提携をしながらここまで来ました。親会社は、ソフトバンクグループです。
LINEもYahooも日本国民のほとんどが使ってますね。
それなのに10月から新しいCMを打ってきました。
気になります。
検索は、Googleの登場、生成AIの登場でYahooも変わるという意気込み
GoogleがGeminiを搭載し、Android携帯に標準搭載されてきました。
生成AIの登場でChat GPTをはじめとする生成AIがあちこちで登場しています。
検索のやり方も、今までは単語の羅列でサイトを探して、いろんなサイトから情報を見つけてましたが、今や生成AIが、一発回答してくれます。
Yahoo検索にもAI検索ができるようになったんです。その広告でもありますね。
Yahooも生成AIの主役になるという意気込みでしょうか

YahooアプリにAIアシスタントが登場!
ヤフーと言えば、私たちの世代では、検索の代名詞。何かを探すといえばヤフーでした。
サイトの訪問数が激減してる!
サイトの訪問が減ってるというニュースがありました。日経新聞に記事があります。
AI検索でアクセス減 クラウドフレアCEO「コンテンツに対価を」
米IT(情報技術)大手のクラウドフレアは、生成AI(人工知能)がネット上の情報を調べて要約する「AI検索」の登場で従来型の「グーグル検索」を経由した各種サイト訪問数が激減している実態を明らかにした。ウェブの収益モデルはどうなるのか。「AI企業がコンテンツ制作者に対価を払う仕組みが必要だ」と語るマシュー・プリンス最高経営責任者(CEO)に見通しを聞いた。
引用元:日本経済新聞 Webニュース 25.10.18
検索経由で人がサイトに来なくなると、広告収益も減ります。
Yahooが新たなAI検索を打ち出す一方で、「どう収益化するのか」「情報発信者にどう還元するのか」という課題が浮かび上がっています。
答え!いっぱぁ~つ! に対抗できるか?
知りたいことは、ヤフーの時代がこれからどうなるのでしょう?
AIに聞けば、すべてのサイトを先回りして調べてくれて、欲しい答えを一発回答してくれます。しかも、提案もついてきます。
ブログも訪問者が激減するかもしれませんね。
日経の記事にもありますが、「コンテンツに対して価値を・・」 これからの課題ですね。
生成AIの収益モデルと、コンテンツ制作者への還元
生成AIも今はまだ、無料で使えるところも多いです。
特に、スマホやパソコンの一般ユーザーは、簡単な調べたいことなどは、この無料ツールでも十分利用価値があります。
Yahooの検索サイトも、Googleの検索サイトもそうですが、その収益は、広告で成り立っているところが大きいです。
たくさんのユーザーが訪れる検索の入り口には、広告を出したい人も集まります。
これから、生成AIを利用し、回答した画面に広告が表示される日が来るかもしれません。
生成AIが広告収入を得たということは、AIがクロールしたサイトには、情報を得た対価としてサイトの所有者に対してその対価を払うという新しい著作権のような概念が誕生するかもしれません。
今が大きな変化点ですね。
まとめ
・Yahooが広告を一斉に出してきたのは、Yahooも生成AI時代の主役になるという宣言でしょう。
・でも、その裏には、サイト訪問が激減するかもしれないという危機感もあるかもしれない。
・検索の仕方の変化は、検索サイトも変わる必要があります。そして生成AIも回答するときに広告表示するなどの動きが出てくるかもしれません。
・コンテンツの制作者は、訪問者が激減する中、どのように存在を知ってもらうか?収入を得るか?大きな課題かもしれません。
・これから生成AIの利用は、その広がりに対し、情報の価値を提供している作成者との間の葛藤が起きるかもしれない。「コンテンツに対価を」という、そんな日経の記事でした。
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