Open AI率いるChat GPTがGoogle率いるGeminiに対して脅威を持ち始めたニュースより
2025年12月2日の日経新聞の記事です。
OpenAI、対Google「非常事態」宣言と米報道 3年前と形勢逆転
米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が1日、対話型AI(人工知能)「Chat(チャット)GPT」の改善を社員に求める「コードレッド(非常事態)」を宣言したことが明らかになった。AI開発での米グーグルの追い上げを受け、社内に危機感を伝えた。
引用元:日経新聞の記事より 有料会員以外は一部のみの表示です。
非常事態宣言とは、衝撃的なニュースです。
生成AIが話題になってから3年ほど経過しました。
流行語にもなった ”チャッピー(Chat GPT)”
生成AIの中でもChat GPTが先頭を切ってユーザーを魅了し、生成AIになんでも質問してみようとか、あるいは、もう、生成AIの回答が、好意的なのでチャッピーがお友達!という感覚を持つ人まで出始めてます。
世の中が一変するかという、生成AI時代の幕開けが始まったばかりで、このニュースです。
幕開けしたばかりかと思ったら、Chat GPTを率いているOpen AI社のCEOアルトマンサックス氏は、Google率いるGemini3の登場に非常事態宣言を発したとのニュースです。
いろんなニュースがネットで騒がれてます。
GoogleはOpen AIに追いつかない?
反対に Bloomberg の記事では、”GoogleはOpen AIに追いつかない” (詳細はリンクをクリック)というニュースを出してます。
すでにチャッピーのユーザー数は、Geminiのユーザー数の何倍もいるということのようです。
Geminiのユーザーは少なくても検索でGoogleを入り口にしてる人は、もっとすごい数ですね。
ソフトバンクはNVIDIA株を売却してでもOPEN AIに出資
ソフトバンクG株、1カ月で39%安 NVIDIA株売却に戸惑う投資家
ソフトバンクグループ(SBG)の株価軟調が続いている。28日終値は1カ月前の上場来高値から39%下げた。4〜9月期業績は純利益が3兆円に迫る好決算を発表したものの株価はさえない。米エヌビディアなどの上場株を手放し、非上場の米オープンAIに資金を投じるSBGの投資姿勢を株式市場が不安視している。
引用元:日経新聞 2025年11月28日の記事より
ソフトバンクの孫社長は、スターゲート計画という方針を打ち出し、OPEN AI社に莫大な投資をしています。この先、AIは必ず身近な存在となり、彼はエージェントと呼んでいますが、従業員一人に対し複数のエージェントを用意すると宣言しています。
このエージェント達が、自立し始め、ネットワークでつながり始め、資料作りや、手続きなどは、エージェントがバックグランドで仕事をこなしていく。そして、人間は次のステージに行く。そんな構想のようです。
孫さんは、このOPEN AI社の技術に莫大な投資をしています。
生成AIに欠かせないのは半導体 NVIDIA一強体制が変わり始めてる
生成AIを実現するのに、肝となるのが、半導体です。
GPUと呼ばれるNVIDIAの半導体でしか成立しないと言われていました。ですが、値段が高い、供給に不安があるなどと言われてます。
ここへきて、NVIDIAを脅かす存在の半導体が登場し始めています。
Googleの半導体
Googleが半導体の自社開発に乗り出しました。TPUというそうです。
NVIDIAのGPUは、汎用的な半導体で、いろんな処理ができる反面、生成AIの特化するには余分な機能もあるようで、コストも高くなってます。
Googleは、独自の半導体を開発し、不要な機能は削除しコストを安くしました。製造元は明らかにされてないですが、半導体を作れる会社はそんなに多くはありません。
既存の半導体メーカーのどこかとタグを組んだと思われます。
台湾のTSMCでしょうか? アメリカならIntel、AMD当たりかもしれません。
Googleが脅威になったのは半導体だけではありません。仕組みです。
検索の入り口を制覇してユーザーが存在しているから
生成AIを開発できる能力もあり、半導体も自社開発で手に入れたGoogleさんの一番の強みは、生成AIの入り口をすでに全世界のほとんどの人に提供済みだからです。
Open AIの苦しいところは、ここですね。Chat GPTを使うためには、アプリを立ち上げないといけませんがGoogleさんは、検索サイトやマップなどでユーザーの知りたい情報に一番近い存在です。
最近の、GoogleChromeでは、検索すると、一番上にAIによる要約が登場します。
以前までは、サイトをクリックして情報収集し自分で情報を整理しまとめていましたが、それを一発回答してくれます。
ゼロクリックで回答がもらえます。
もちろん、その真偽の判断は、人間です。
ビジネスモデルがすでに存在しているから
Googleさんの収入は、多くが広告収入です。
そのビジネスモデルが検索サイトにはすでに仕組みが出来上がっています。
莫大な投資が必要な生成AIビジネスに対して、収益を成立させる仕組みが整っています。
Open AIはもともと非営利団体でスタートしていましたし、現在のところ有料サービスによる収入や提携する企業との契約料がメインとなります。
生成AIが単なる相談ではなくビジネスにも使えるから
生成AIは多言語モデルと言われており、文章のやり取りがメインで始まっています。
質問を文章で投げかけるとテキストで回答するようなやり取りです。
GoogleのGemini3は、そこにテキスト以外の音声、動画、写真などから情報を読み取って整理することもできます。
GoogleのスマホでGoogleレンズといって写真からこれ何? って教えてくれますよね?
テキスト化しなくても情報はありとあらゆるものから収集して整理してくれます。
また、アウトプットもパワポにまとめたり、エクセルを作ってくれたり、ビジネスに使えるレベルに仕上がってます。
自分が集めた、テキスト、PDF、写真、動画などを読み取って情報を整理して、会議で発表できる資料作り、ストーリーをしてくれます。これは、大きなメリットです。
まとめ
・Opne AI社の非常事態宣言は、この先の生成AIの行方に大きな影響があるかもしれません。
・半導体メーカーもNVIDIAに対抗してでてきてます。Googleは自社開発し始めました。
・Googleは、すでにいろんな仕組み、技術をフル活用してきます。
・検索の入り口に生成AIが存在することで、ユーザーとの接点はGoogleが圧倒的かもしれません。
・競合して、切磋琢磨することで、もっといいものができると思います。将来が楽しみです。

