はじめに
2025年 6月 1日に和歌山県の「アドベンチャーワールド」へ行ってきた。
6月末で中国返還が決まったアドベンチャーワールドの4頭のパンダ。人生初パンダを見に行ってきた。アドベンチャーワールドのパンダが返還された後、上野のパンダも返還されるようです。上野のパンダはきっと見に行けないので、今パンダを見とかないと、一生見れないかもしれない。じゃ、行けるうちに行こう!と、頑張っていってきた。アドベンチャーワールドで、パンダを見るのに列に並びましたが、90分ぐらいでした。
いいね!と思ったたくさんの写真と一緒にご紹介します。
今回の旅程
車で愛知県から移動です。朝名古屋出発し昼過ぎに到着。閉園まで4時間滞在。白浜で一泊して翌日白浜観光して帰るという弾丸一泊二日で行ってきた。

朝8時に出発し、伊勢湾岸道 四日市JCTで東名阪道へ乗り換え 亀山JCTで名阪国道から国道25号線へ。
国道25号線は一般国道で制限速度が60km、70kmです。飛ばしすぎ要注意。特に上野ICあたりには覆面パトカーがいます。途中、道の駅針TRSで休憩。ここから山越え。有名なオメガカーブがあります。トラックもガンガン走るので、坂道に弱いハイエースは怖いです。
山を下ったら天理で奈良県。松原JCTで阪和道ー42号線で奈良を抜けてー那智勝浦線を進む 有料区間、無料区間があります。田辺インターから無料区間で南紀白浜空港方面へ進むと案内が見えてきます。
片道 約5時間(休憩含む)で13時過ぎに到着。片道325kmでした。
アドベンチャーワールドについて

所在地:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
駐車場は無料
南紀白浜空港近く、ちょっとした山の上にあります。駐車場から海への眺めもきれいです

入場料:大人 5,300円
中人(中学生・高校生)4,300円
小人(4~11歳)3,300円
シニア(65歳以上)4,800円
チケットはterravie でオンライン購入も可能。どうもコンビニ前売り券は、現在は、取り扱いないようです。
営業時間:10:00~17:00 水曜は休園日
パンダ以外にも マリンライブ、アニマルランド、わんわんガーデン、ホースキャンプ、乗り物、サファリワールドなどたくさんの動物たちと遊べるエリアがあります。ペンギンパレードも楽しそう。今回は半日しか時間がなく、パンダで2時間並んだので、パンダの後はウォーキングサファリを楽しんできました。
パンダが見れるエリアは2か所
パンダラブとブリーディングセンターがパンダが見れるエリアです。6月からは渡航準備で検疫もあるので、ガラス越しでの見学です。

パンダは2か所で見れます。
PANDA LOVE MAPのエリア2
結浜(ゆいひん)と楓浜(ふうひん)
BREEDING CENTER MAPのエリア6
良浜(らうひん)と彩浜(さいひん)

1つ目はパンダラブ

PANDA LOVE (10:00~16:30)
パンダラブは入園してすぐのところにあります。結浜と楓浜がいます。6月に入って、返還の準備ででガラス越しでしか会えません。
ここは、並ばず観覧可能。

でも、パンダラブのガラスは反射してうまく見えません。柱の注意書きにも見えませんよ~と断り書きがありました。
写真を撮っても、人間が映り込みます。コツは、しゃがんで、下のほうから撮ると人の反射を少しは緩和できます。
←しっかり映り込んでますね。
2つ目はブリーディングセンター

今日は6月最初の日曜日
天気も良く人でも多く、最後尾は、120分待ちです。我慢して並びますよ~!

やっと会えたよ~!
パンダの見える時間は限られた時間で誘導されてしまいますが、意外に楽しく見れました。
ありがとう!パンダ
6月28日に中国へ返還が決まった4頭。27日には歓送セレモニーが開催されると発表されました。
パンダファミリー
今まで全く知らなかったけど、アドベンチャーワールドではパンダ達がたくさん誕生したんです。
これまで17頭のパンダの赤ちゃんが誕生してます。今は4頭が和歌山にいます。4頭のパンダ達を調べてみた。
老浜 メス 母親
2000年9月6日生まれ
10頭のパンダを生んだ元気なお母さんパンダ。
ダンナは永明。永明は2023年2月に中国に帰り、ついこないだ2025年1月25日に永眠。
結浜 メス (両親:永明と老浜)
2016年9月18日生まれ
彩浜 メス (両親:永明と老浜)
2018年8月14日生まれ
あだ名は社長だそうです。ふんぞり返ってるからそう呼ばれるのだとか。生まれたときはたったの75g!ちっちゃく生まれて大きく育ちました。
楓浜 メス (両親:永明と老浜)
2020年11月22日生まれ
コロナ禍の中で中国人スタッフが日本に来れない中、日本人スタッフだけで初めて誕生したパンダ。
茶目っ気たっぷりのかわいいパンダ。
結浜、彩浜、楓浜は 父:永明、母:老浜の子供達で3姉妹です。
老浜にはこの3頭以外にも7頭のパンダを生んでますが、みんな中国に帰ってます。
梅浜、永浜、海浜、陽浜、優浜、桜浜、桃浜 が兄弟パンダです。浜ファミリー
アドベンチャーワールドのHPの家系図に詳細があります。← この家系図わかりやすくて面白い!
アドベンチャーワールドで生まれたパンダ達は、ここに紹介されてます。(日中共同繁殖研究サイトへジャンプ)
和歌山でこんなにパンダが誕生してたんですね。知らなかった。
いなくなると寂しくなります。
ウォーキングサファリ
パンダを見た後、時計を見ると時間は15:20! いろんなイベント時間もすでに締め切り間際、終わってる~! と、目の前にウォーキングサファリの入り口の案内がある。最終入場15:30! サファリのおじさんが鎖をもって閉めようとしてたけど、今なら行っていいよ!と優しいお言葉。歩いて行ける? 歩いたほうが楽しいですよ~!ということで滑り込み入れてもらいました。ラッキー! パンフレットを後で見ると、バスや乗用車、カートでも回れるそうですが、結果は歩いて大正解です。おすすめはウォーキングサファリです。ゆっくり見ても1時間程度で歩いても苦にならない程度の広さです。

マントヒヒ
入場してすぐ、マントヒヒのコーナーが現れる。
200円でエサのガチャがあって、エサやりをやってみた。
こんな柱の上に座って不安定な姿勢でも、エサを上手にキャッチする。落ちそうなんだけど、無理せず届かないエサはスルー。
投げるこちら側が気をつかう。コントロールよく投げようと、こちらのモチベーションがあがって、うまくキャッチしてくれるとうれしい~! でも、落ちないでね。

サイのえさやり
象、鹿、などを見ながらしばらく歩くと人だかり。何?何? と近づいてみるとサイのエリア。どうもエサやり体験をやってたようです。残念ながら予約制らしく、ドタ参はできないので、遠巻きに眺めてましたが、面白い!今度はぜひやりたい。
サファリの回り方
・ケニア号
無料 約25分
汽車型の車両で回ってくれます。 暑い時や、雨の時など便利です。
歩くと疲れる小さいお子様などもいいですね。汽車に乗ると喜びそうです。
・ウォーキングサファリ
自分のペースでゆっくり回れます。1週1.5Kmぐらいなので、ハイキング気分でおすすめです。
自分も体験しましたが、楽しく回れます。
・サイクリングサファリ
1人乗り:1,200円/台 ※小中学生:700円/台
2人乗り:1,800円/台 ※高校生以上に限ります。
・カートサファリ
ゴルフカートのようなカートに乗ってサファリを回ります。
5,000円/台 当日予約
・ジープサファリ
スタッフが運転するパターンと、貸し切りがあります。 約70分
車両貸し切り 20,000円 スタッフがついて動物のエサやり体験などできる。
ショッピングエリア
たくさんのグッズが売ってます。パンダ人気最高潮なのでみんなあれもこれもたくさん買ってます。みんなかわいいんですよね。GGも孫の土産に1万円ぐらい買いました。
全部で5つのグッズ売り場があります。

3か所にあります。
エントランスドーム 2店舗 AW、ユーランド
和歌山名産などもあります。
センタードーム 2店舗 シンビオーシス、ジョイランド
パンダをメインのぬいぐるみ、グッズ、お菓子
GGは、ここで買い物しましたが、
2店舗は並んでいますが、別会計です。注意!
ビッグオーシャン OCEAN GROTT
イルカなどマリンライブのグッズがメイン
がんばれ くろしおパンダ号!
JR西日本が運行する 特急列車 路線としては京都ー新宮間を走行するが、多くの列車は新大阪ー白浜間を運行。
紀伊半島の先端まで走ってます。くろしお号は一日に数本走ってますが、パンダのラッピングを施したくろしおパンダ号は限られてるので予約時は要注意!
ラッピング車両は3編成あって
パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン 2編成
パンダくろしお「サステナブルSmileトレイン 1編成
ちょっとずつラッピングやシートカバーが違うらしい。 こちら で詳細があります。(JRお出かけネットへジャンプします。)
くろしお1,4,25,26号は毎日パンダくろしおで運転です。
運航スケジュールは、こちら で確認くださいと案内されてます。Xへジャンプします。
最後に
人生初パンダ。名古屋から白浜まで片道車で5時間。もう会えないかと思うと、やっぱり見に行きたくなる。あえてよかった。パンダの愛くるしい動作、笹の葉を食べる姿。
パンダ外交などでニュースに取り上げられることがある。和歌山出身の二階堂さんの引退が影響とか、白浜の友好都市提携を断ったことなどが報道されている。
日中友好のシンボルのパンダ。外交はよくわからないが、子供たちにとっても日本国民にとっても動物の中でこれだけ愛されてるパンダがいなくなるのは、やっぱり寂しい。
がんばれ白浜! がんばれくろしお号!