情報と会話する時代と情報リテラシーについて

生成AIとどう向きあう? なれる!新シニアのための学びなおし

生成AIと情報リテラシーの時代へ

IT革命が進み、私たちの生活はこの30年で大きく変わりました。

先の記事で生成AIのこれからをテーマに ”生成AIは、人と会話ができるのか?” という記事を書きました。

この記事では、GGナレリアが振り返る情報の進化の流れを整理しながら、生成AI時代における「情報との向き合い方」についてまとめました。その5つの進化のステップが下記です。

情報の進化と5つのステップ

情報の進化5ステップ
  1. 情報の作成:パソコンを使って誰でも文書やデータを作れる時代に Excel、Word、PowerPointの登場
  2. 情報のネットワーク化:インターネットにより世界中と繋がる  電話回線から光通信へ
  3. 情報の検索:検索エンジンの発達で欲しい情報がすぐ手に入る Google、Yahooの登場
  4. 情報の発信:ブログ・SNSで誰でも情報発信者に       X(旧Twitter)、Instagram、Youtube
  5. 情報と会話:生成AIとの対話で答えにたどり着く時代へ    Chat GPT、Geminiの登場

IT革命が起き、誰もが、どこにいても一瞬でほしい情報にたどり着けるし、誰もが目の前にあることを世の中に発信できます。

生成AIが始まったこれからは、情報と会話して、膨大な情報からAIがきれいに整理して、一瞬で答えが返ってくる時代になりました。

便利すぎるAIの功罪

悩みや宿題、画像や動画まで、AIに相談すれば即座に答えが出てくる時代。画面の向こうに自分専用の“先生”や“助手”、”サポーター”がいるような感覚すらあります。

AIは、ユーザーにとってとても気持ちのいい回答ばかりをします。否定的には答えません。

しかし、それと同時にここが、ビジネスチャンスとばかりに、「広告」「誘導」「詐欺的な情報」も増えてきました。

生成AIの種類も CHAT GPTと名前は似てるけどOPEN AI社のものではない似たような名前のものがすでにたくさん存在しています。

信頼できる情報とは?

もはや、どれが正しくてどれが違うのか?判断がとても難しいです。

情報が氾濫する今、私たちには情報リテラシーが求められています。学校でも会社でも、誰かが教えてくれるわけでもなく、個人に判断が委ねられています。(リテラシー:使いこなすための知識や能力)

生成AIも説明書があるわけでもなく、その仕組みも知らないまま、質問をすれば答えが返ってくるという非常に簡単な世界です。どこから調べてきたのか不思議です。自分よりははるかに大きな情報をベースに整理してくれてるのは、間違いないですが、信頼して使うかどうかは、個人の判断です。

GGナレリアもブログの投稿者、情報の発信者として気を付けようと思っています。

ここでは、GGナレリアが大切にしている4つの視点を紹介します。

① 比較する

どんなに魅力的に見える情報でも、まずは複数の情報を確認しましょう。比較することで冷静な判断が可能になります。複数の情報から共通していることをみれば正解も浮かび上がります。

複数の情報を比較してみることで、おおよその正解が見えてきます。

② 情報の出所を確認する

大手企業や公的機関の情報は、社会的責任も伴うため信頼性が高い傾向にあります。逆に発信者不明なものや、なりすましの可能性がある情報には要注意です。

大手でさえ、有名な芸能人でさえ、昨今コンプライアンス違反するとすぐにバッシングされます。それぐらい世間の目が光っているので、間違った情報は、出さないように牽制が聞いています。

銀行でもなりすましには注意して と警告のメールをたくさんもらいます。偽物サイトは、区別がつかないほど上手になってきました。 サイトのURLや、末尾の細かいところまで注意が必要です。

③ 誘導に気をつける

「安心させてから別サイトに誘導」「無料と言いつつ高額請求」など、悪質な誘導は身近に潜んでいます。

このブログでも広告やアフィリエイトを扱う可能性がありますが、その際は必ず明記します。読者に不信感を与えないことが私のポリシーです。

以前は、ブログで収入を得るなどとは、否定的に考えていましたが、最近は、いい情報を提供して、その対価として、読んでる方が喜んでくれるのであれば、素直に小さなビジネスとしては、成立するかもしれないと思うようになりました。

感謝の気持ちは、素直にありがとうと、受け止めたいと思います。

④ 相場を知る

「月20万円の副業が簡単にできる」といった甘い言葉には注意。現実のバイト時給や平均生活費を知っておくことで、非現実的な情報を見抜く力になります。

60歳を超えてサラリーマンを卒業し、アルバイトで働く場合、求人情報をよく見るが、時給1000円~1500円が相場です。1日8時間働いて8000円。月20日働いたとして16万円。自分の労働時間を提供して得られる報酬はこんなもんですね。

働かずに収入が数十万円もあるというのは、給与以外の所得があるからですね。事業、不動産、株式など。

支出でみると、総務省の家計調査では、一般の家庭では、平均30万円前後で生活しているという結果です。

総務省の家計調査によると、二人以上の世帯の月間平均支出は以下のような項目で構成されています。

参考:総務省統計局 家計調査

YMYLとは? 情報が人生を左右する時代

Googleには「YMYL(Your Money or Your Life)」という厳格な評価基準があります。お金や健康など、人生に大きく関わる情報には特に高い信頼性が求められます。

情報に触れる側も発信する側も、自覚と責任が必要です。

さいごに:生成AIとともに生きるために

このブログでは、老後のお金、娘へのマネー教育など、お金に関わるテーマにも正面から取り組んでいます。

父から娘へのマネー教育などは、自分の勉強も踏まえて、娘にはぜひ知っておいてほしい金融リテラシーとして記事を書いています。

「誰も教えてくれないことを、正しく伝える」ことを心がけています。それがGGナレリアのミッションです。

これからの時代、生成AIが常にそばにある社会において、個人がどのように情報と向き合っていくか――少しでもこの記事がお役に立てば。