61歳の就職活動の現実に直面し、副業を考える

61歳で退職し、ハローワークで求職活動中、だけど・・

60歳を過ぎて、今まで勤めてきた会社を退職し、失業保険を申請しながら就職活動をしている人へ。

私と同じような境遇にある人も多いと思います。
この先、仕事が見つからなければどうしようと不安を抱えてる人いませんか。

このまま貯金の取り崩しで生活は成り立つのか、心配の日々。

何かを始めたいと思いながら、始め切れていませんが、副業についていろいろと調べながら、自分で何をスタートできるのか考察してみました。

ハローワークでの求職活動

7月末で会社を退職しました。

退職後、失業保険の申請のため、ハローワークへ行きました。その後の経緯は、下記です。3か月目で初回の失業保険が振り込まれました。

8月12日	会社から退職の書類、雇用保険被保険者証が届いたので、さっそくハローワークへ 提出しに行く。
8月22日	受給者初回説明会に参加。求職活動の1回にカウントされます。
8月29日	ハローワーク求人の会社を応募してみる。 ハローワークの紹介状は、もらえたが、書類審査で不採用。
9月	自由な時間を満喫。 北海道旅行と、白内障の手術のため求職活動は休止。
10月7日	失業保険支給初回認定日のためハローワークへ。
10月9日	初回18日分の支給額が振り込まれました。
10月9日	indeed経由で自主応募したが、不採用。
10月15日	求人ボックス経由で応募した企業へ見学に。
10月16日	indeed経由で自主応募した企業へ見学に。
10月17日	ハローワークへ行って、求職活動。1社紹介してもらう。
10月23日	ハローワーク経由で紹介の企業へ工場見学に。
11月4日	失業保険2回目認定日のため、ハローワークへ　28日分認定。

求職活動の結果

応募した企業数：5社　　　書類審査不採用：2社　　　検討中：3社 （内2社は辞退予定）

60歳を超えてからの就職は、難しいです。自分の応募する会社が、60歳以上は、求職の対象にしてないのかもしれません。書類審査の年齢だけで不採用が多いです。

過去の経歴なんかまったく関係ありません。

採用する会社にしてみたら、欲しい人材は、過去の経歴ではなく、これから、ここにある仕事を頑張ってくれる人ですよね。

検討中３社は、自分のやりたい仕事ではなく、単純作業のパートタイムの仕事です。どこも週20時間以内、月88,000円以内と社保対象外としている会社です。

毎月、健康保険（32K）、妻の厚生年金（17K）、住民税（33K）などだけで8万円近く必要なので、社保対象外のパートだと、手元に残るお金がない計算です。（今年の収入が低ければ、来年の住民税は、低くなるかもしれませんが）

かといって、フルタイムで週5日、8時間の労働へ、再度挑戦しようという気力も失せています。
いったん退職してしまうと、ダメですね。人間、楽な味を覚えると、楽な方へ流れてしまいます。

いったい自分はどうしたいのか？

そんなわがままな状態では、就職先も当然見つかりません。

社保があるところ希望、でも、フルタイムはいやだ　なんていってたら条件が悪すぎます。
働かせてもらえるだけでもありがたいという精神で臨まないと、仕事は、見つかりません。

自分の時間を、長い年数にわたって、サラリーマンとして会社へささげてきたものの、退職してしまうと、実は、自分には何も残ってないんだと気づきます。役に立てるところがない、虚しさです。承認欲求が満たされません。

それなら、もっと自分のやりたいことができるんじゃないか？　などと、自分の可能性を考えてみたり、でも、仕事でフルタイムのストレスフルな仕事には、もう行きたくない　などとどうしたいのか？見えてきません。

考えを整理してみると

・労働収入はあきらめずに働いて少しでも収入を得たい。　でも、仕事が見つからない。
・仕事はパートの単純作業しかみつからない。　でも、社保があるところがいい。
・毎日の時間を有効に使いたい。　何もしなくてもただ、毎日は過ぎていってしまう。

退職後、人からは、毎日、好きなことができていいですね　と言われますが、ゴルフにしても、旅行にしても、スクールに通うといっても、月に数回、それもほんの数時間をつぶすだけで終わります。
しかもお金は、かかります。

仕事のように毎日、コツコツと目標に向かってアウトプットを出すようなやりたいことは、ないです。

自分がコツコツと仕事をしたことで、それが成果となり、報酬として収入がもらえる時間の過ごし方が、労働収入以外に見つかりません。

お金がなくなると、何もしたくなくなる。

最近、ゴルフの回数も減ったし、旅行も減りました。外へ出て何かしようと元気が出てきません。

何が、そうさせているのか？　それは、きっと、収入ゼロからの焦りが、毎日どうしようと自分を悩ませるんだと思います。

お金を使いたくない。と思ってしまうから、家でだらだらしてしまうんだと思います。
行動がどんどんシュリンクしています。

人にも会わないので、会話をしないです。

先日、初めてある集まりに参加させていただきましたが、知らない人との集まりで最初は、緊張していましたが、同じような境遇の人たちの集まりでしたので、すぐに打ち解けて、会話していました。

人と会うことも大事です。

副業を始めてみたい

パートで働いたとしても、ある年齢からは、きっと今と同じように自由な時間だらけになるのでしょう。今がその練習時間だと思って、準備を始めよう。

毎日をルーティーンで、そう、かつてのサラリーマン時代のように時間を決めて、何か継続的に作業することを見つけよう。

そんな副業何があるのでしょうか？

• 物販（せどり、メルカリなど）
• コンテンツ発信による広告収入（ブログ、Youtube）
• スキル販売（コンサル、動画編集、Webライター、プログラミング）

大きな投資を必要とせず、個人でもスタートできそうなものは上記のようなものでしょう。

労働を提供するのではなく、自分が持ってる力、スキル、経験を世の中に発信して、お客さんに喜んでもらうことで収入となるやり方です。

ネットがこれだけ普及し、Webサイト、X、Instagram、TikTok、Youtubeなどメディアによる発信は、誰でも始めることができます。

問題は、”何をやる”　かです。　と同時に　”何が役に立つか？”　です。

自分が好きで、毎日でも提供できることで、かつ、誰かの役に立つこと。
これを小さくてもいいから何かを提供してみる、販売してみるということが、副業のスタートです。

自分は何ができる？　

ヒントは自分の外にしかない

自分の中で探していても、きっと見つからないでしょう。毎日家で悩んでても見つからないです。

でも、外に出てて、人に会って話してみると、何か困ってること、助けてほしいことはいろいろとあります。

これを見つけて解決してあげると喜ばれると思います。

奉仕の精神で、スタートしてみようかなと思ってます。

それが、自分のできることで、人に喜ばれること　って何かあるんじゃないかと。

いろんな人の意見、いろんな本も読んでみたい

今まで、サラリーマン時代は、同じような境遇の人に囲まれて40年近く過ごしてきました。
世の中には、多種多様な経験をしている人がたくさんいます。

そんな人たちを、本ならすぐ知ることができます。

図書館に行って、起業の本を読んでみるだけでも、背中を後押ししてもらえるかもしれません。大杉さんの本はそんな一冊でした。

まとめ

・61歳で退職したあと、就職活動が思うように進みません。60歳以降の就職先は、割り切ってパートの単純作業で、がんばるという気持ちに切り替えないといけません。労働収入を確保することが、まずは必要。

・自分のこれからの時間を有効に使うために、副業を考えよう。自分でできることでかつ、人の役に立つことは、きっとあるはず。奉仕の精神で世の中を見てみよう。そしていずれ同じような日が来た時のために、いまから準備してみよう。

・ネットが発達したおかげで、誰もが情報発信を気軽にできる時代です。世の中に発信してみよう。